■ 小型・マイクロミサイル考察
※ここでの小型ミサイル:WM-S40/1,WM-S40/2,WM-S60/4,WM-S60/6
※ここでのマイクロミサイル:WM-TO100

-小型ミサイル-
現在、ACにおける人間型軽量2脚の使用率を考えると、
小型ミサイルの意義は大きい。
軽量にして830という威力、多い弾数、使用用途の多さ・・・
しかし性能を熟知しなければ、その力を完全に発揮する事は出来ない。
それでは大きな可能性を持った小型ミサイルについて考察してみる事にしよう。


まずはどのような場面で使えばよいのか。
単純に、

1.互いに攻撃している時に撃つ

という使い方がある。これはあまりオススメではない。
なぜなら小型ミサイルは弾頭が1秒間に6000程度も進むのである。
このスピードなのに互いに攻撃している(=近距離)時に撃っても、
軌道修正が充分働かず、相手が射出した正面にでもいない限り当たる事は少ないだろう。
では効果的な使い方とはどのようなものか。

2.相手がまだ遠い時に牽制として撃ち、相手が回避行動をとっている隙に
こちらの本命武器の射程まで接近し、本攻撃に移る

といった牽制の使い方と、

3.腕武器で攻撃したのでは簡単に回避されるが、
これ以上近づくと相手の攻撃を避けきれない、といった間合いの時に撃つ

など攻撃の使い方がある。
そしてこれはWM-S60/6に限っての使い方だが、

4.低い障害物(月面のクレーター、水上基地の変な低い壁?等・・・)に隠れて、相手の攻撃を遮断しつつ攻撃

といった使い方が可能だ。
これはご存知の通りWM-S60/6が他の小型ミサイル(WM-S系列)とは違い、
軌道が(WM-SMSS24程ではないにしろ)山なりのため可能なのである。

使う場面がわかったところで、次に余計なアドバイスを。

・なるべく距離を保つ事
・なるべく多くロックする事

小型ミサイルは弾速が速く、また連続発射されるため迎撃による被害が少ない。
なのでなるべく遠距離(厳密には7500〜8500ぐらい)、多ロックで攻撃し、十分に軌道修正を効かせた方が効果的なのである。
ただ、知っての通り小型ミサイルは弾速の割に軌道修正が小さいので、相手が人型2足、もしくは逆関節だった場合は
「左右どちらか一方にひきつけて、あたる直前に逆方向へ切返して歩く」という動作によって、簡単に避けられてしまう。
そこで大事なのが多ロックとミサイルコンボであるが、ここでは割愛する。
また、

・撃つ時は横移動しないで、なるべく前後移動しておくこと(一番いいのは静止状態)

これは小型ミサイルが、機体の動いていた方向に慣性が働いた状態で射出するからである。
(静止状態の場合、少し左右にブレが生じる場合もある)
つまり、右移動していれば右に射出され、それから相手に向かって軌道修正されるという事。
よって相手と逆方向に横移動しているサテライトからの攻撃はあまり効果的ではない。
だがこの特性を生かして、次のような使い方も出来る。

・相手方向に横移動しながら撃つ

こうすれば弾頭があらかじめ相手方向に向かっているので命中率が上がるだろう。
欠点は、相手方向に横移動しているという事は、相手の攻撃を避けにくいという事だ。
なので相手の射程に届かない遠距離で使うといいだろう。
そしてオマケ↓

・相手との高度差が大きいときに撃つのは、オススメ出来ない。少なくともWM-S60/6ではやらない方が懸命。


-マイクロミサイル-
それではマイクロミサイルの考察に入ろうと思う。
230という威力、垂直ミサイル以上の重量、弾数は多いが合計攻撃力はWM-S40/1にさえ劣る。
ハッキリ言ってダメ兵器。なのにお値段だけは試作品だという事もあって86200CORMとご立派。
とばかりも言ってられないのでこの兵器の長所を探してみよう。

1.弾数が多い
2.リロードタイム(弾頭射出後、次のロックオンを開始するまでの時間)が0,30秒と(数値は嘘っぽい)小型ミサイルの2分の1
3.ロック数が最大の6

・・・これぐらいだろうか。
つまりこのミサイルは「残弾を気にせず、牽制用としてバラまけ」というコンセプトのもと、造られたのだろう。
というわけでバラまきましょう。
上で述べていた小型ミサイルの使い方は忘れて、とにかくロックしたら撃つ!のがこの兵器の使い方だ。

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